2024/2/19│港区議会定例会

今月14日から港区議会定例会がスタート。初日の所信表明において、5期20年目の武井区長は6期目を目指し、6月2日の港区長選挙に出馬する旨を表明しました。
翌日の本会議では、我が会派の阿部浩子区議が河村和徳東北大准教授の「多選の弊害は構造的な問題だ。『私は違う』と言うが自覚のないケースが多い」との言葉を引用し、多選の弊害を厳しく指摘しました。
武井区長は港区職員出身の71歳。区長より先輩の職員はもう役所には誰もいません。また20年も務めれば、職員だけでなく「会長」と名のつく港区関係団体でも区長に耳障りなことを言う人はまずいないでしょう。
きっと武井区長は『私は違う』と思っていらっしゃることと思います。でも、私に聞こえてくる区職員や関係団体の方々の声は(私が立憲という政党にいるからということもあるでしょうが)ちょっと違います。
区長同様、区民から付託を受けている私たち区議会議員は、区長の出馬表明をどのように受け止めるのか、各々決断の時が迫ります。